




2.5次元に存在する架空の芸能事務所として、CD、アニメ、ライブ、舞台といった様々なメディアミックス展開を行う「ツキノ芸能プロダクション(通称ツキプロ)」、初の実写映画が遂に実現!
ツキプロ所属の音楽ユニット、「SOARA(ソアラ)」のはじまりの物語をお届けします。
――これは、『青春』を過ごしたすべての人へ贈るバンドストーリー。
「SOARA」メンバーの高校生時代を演じるのは、ネクストブレイク必至なフレッシュな俳優陣。大原空役をオーディションで選ばれ、見事主演の座を射止めて本作がデビューとなる堀田竜成。在原守人役を舞台「テニスの王子様」出身で数多くの舞台に出演している石渡真修。神楽坂宗司役をモデル、舞台、CM等で活躍中の吉田知央。宗像廉役をジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストを経て、声優、舞台で注目を集める植田慎一郎。原作であるドラマCD、アニメと七瀬望の声を担当してきた沢城千春が七瀬望を演じている。
また、人気声優の江口拓也、土岐隼一がカメオ出演しているのも話題となっている。
音楽が大好きな少年・大原空は、中学二年生の時に授業の課題で一曲の歌、「LET IT BE」を作る。それを軽い気持ちで動画サイトにアップしたところ、一夜にして大ヒット。
一般のニュースにも取り上げられて、一躍時の人となったのだった。自信を持った空は楽曲制作に夢中になっていく。しかし、その後作った歌の評判はどれも思わしくなく、ついには空を攻撃するようなコメントも飛び交うように。
傷ついた空は、音楽に触れることをやめたのだった。
時は流れ、空は高校二年生となり、「三年生を送る会」のメンバーとして、校内を忙しく走り回っていた。会の目玉の一つとして、在原守人、神楽坂宗司、宗像廉、七瀬望と即席バンドを組んでライブをすることになったのだ。
「この歌は俺だけの歌じゃない。みんなで一緒に作った最強の歌、だもんな。だから…
さぁ、音楽をはじめよう!」